贈り物として評判がいい胡蝶蘭の値段を左右する要素は？
花の大きさ・本数
胡蝶蘭は、花の大きさ、本数によって主に価格が変わります。大輪の胡蝶蘭は非常に華やかで存在感があるため、お祝いシーンを特に盛り上げたいとき、ビジネスシーンで胡蝶蘭を贈りたいときなどに選ばれる傾向が強いです。
本数については、もちろん増えれば価格は上がります。3本立てや5本立ては一般的で人気も高いですが、より豪華な贈り物だと7本立てや10本立てなどもあり、これらは5万円以上の価格がつくことも珍しくありません。
1本あたりの花の数
胡蝶蘭の華やかさは、1本あたりにどれだけ花が咲いているかによって変わってきます。当然、花の数が多い方が見栄えが良くなり、存在感もアップします。そのため花の数が多い胡蝶蘭は価格が高くなる傾向があります。
そのため逆に胡蝶蘭を購入する際に価格を抑えたいときは、花の数が少ないものを選ぶと良いかもしれません。少しボリュームは抑えめになりますが、控えめで清楚な雰囲気がかわいらしい印象になります。
品種や色ごとの希少性
胡蝶蘭の価格は、品種や色にもよって変わります。色については、胡蝶蘭は白が一般的ですが、ピンクや青などの珍しい色の胡蝶蘭もあります。白よりも他の色は希少性が高くなるため、やはり価格は上がることが多いです。それだけ栽培する際のコストも高いということですね。
逆に珍しい色の胡蝶蘭をプレゼントすれば、それだけお値段が高いということですから、特にお花好きの方には喜ばれるかもしれませんね。
流通におけるコストの差
胡蝶蘭の価格には、流通コストも実は影響してきます。そのフラワーショップがどのように胡蝶蘭を仕入れているかによって、価格は変動するということです。
例えば仕入れる際に仲介者がいる場合は、その分流通コストも高くつきます。ですがこれに対して、胡蝶蘭を栽培している生産者から直接仕入れているショップは、仲介者を通さないため流通コストも抑えることができているといえます。そのため、あくまで傾向ではありますが、生産者から胡蝶蘭を直接買って仕入れているフラワーショップは、比較的リーズナブルに胡蝶蘭を販売していることがあります。